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企業SNS運用は内製化か外注か?判断する前に整理しておきたいこと

2026.02.18
SHEARE

企業SNS運用について
「内製でやるべきか」「外注した方がいいのか」
という二択で語られることが多くあります。

しかし、実際の運用現場を見ていると、すべてを外注すれば解決するというわけではありません。
むしろ、社内で判断・意思決定を迅速に行わなければならない場面や、会社やブランドを深く理解した社員が発信するべき場面など、「外注すべきではない領域」が存在するのが実情です。

内製か外注かを判断する前に、まずは「自社で担うべきことは何か」「外部に任せられることは何か」を整理することが重要です。

本記事では、企業SNS運用において内製と外注をどう考え、どう活用すべきかについて解説します。

この記事は、名古屋でSNS運用をおこなっているトガルがお伝えします。

「SNS運用代行」や「外注」と聞くと、投稿作成から運用まですべて任せられるもの、というイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。しかし、企業SNS運用の現場では、すべてを外部に委ねて完結するケースは多くありません。

SNS運用には、投稿制作や日々の運用業務に加えて、その場で対応を求められる場面が数多くあります。
例えば、

・想定外の反応が起きたときの初動対応
・社会的なトピックやトレンドへの反応
・投稿のタイミングや表現の微調整

こうした場面では、スピード感を持って対応できるかどうかが、その後の印象を大きく左右します。

トガルのようなSNS運用支援会社がサポートすること自体は、もちろん有効です。年間投稿計画に沿った最も適切なタイミングでの投稿や、炎上時の運用ガイドライン作成といったサポートが可能です。

しかし一方で、外部の会社を挟むことで、「確認」や「修正」の工程が増え、投稿までの“時間のズレ”が発生することもあります。「予定していなかったが、今このタイミングで出したい」といった緊急対応などについては、この“時間のズレ”が、そのまま機会損失につながる可能性もあるかもしれません。

このように、SNS運用にはスピード感や判断力が求められる場面が多く、すべてを外部に任せる前提では、SNS運用の効果を最大限に活かしきれない場合も発生します。

では、どの部分を社内で担い、どの部分を外部に任せるべきでしょうか。次章では、企業SNSが内製で持つべき役割について整理していきます。

企業SNS運用は、日々の投稿業務だけではありません。運用の方向性や優先順位、評価の基準といった判断が、日常的に積み重なっていきます。こうした判断は、事業の状況や商品、企業としての考え方と切り離して判断することはできません。

企業SNSにおいて内製で持つべきもの。それはすなわち、事業と並走しながら運用の方向性や評価基準を定める役割です。

「この対応は自社として適切か」「事業やブランドの方針とズレていないか」といった判断は、企業の価値観や事業方針を踏まえたものである必要があります。

SNS運用支援会社から専門的な知見や客観的な視点を得ることは、外注化のメリットといえます。しかし、どの判断を採用するか、どこまで踏み込むか、といった最終判断は、企業側の領域です。

この「判断軸」まで外部任せにしてしまうと、「事業成果に貢献する」というSNS運用の最たる目的に影響を与え、SNS運用が不安定的になる恐れがあります。

次に考えたいのが、自社が「どこまでSNSにリソースを割けるのか」という現実的な問題です。SNS運用は、思っている以上に多くの時間と工数を必要とします。一時的に頑張ることはできても、継続的に運用していくには、無理のない体制であることが必要不可欠です。

企業SNS運用に必要なリソースは、大きく分けると次の3つに分解できます。

・設計(考える時間)
 運用目的の整理、投稿テーマの企画、全体方針の判断など
・実行(手を動かす時間)
 撮影、デザイン、投稿作成、日々の運用業務
・分析(振り返る時間)
 数値の分析、投稿の振り返り、次の改善策の検討

SNS運用がうまくいかない、と感じる企業の多くは、このうちのどれか、あるいは複数のリソースが確保できず、運用サイクルを回せていないケースです。

運用開始時には「何とか社内で回せそうだ」と感じても、実際には、日常業務が優先されて投稿作成が後回しになる。振り返りの時間が取れず、投稿するだけで精一杯…といった状況に陥りがちです。

企業SNSで成果を出すためには、運用目的を整理し、KGI達成のために必要なリソースを整理すること。そしてその中で、自社で無理なく運用できるリソースを割り出し、足りない部分を外部に委託する、という考え方が重要です。

<自社リソースの考え方>
・SNS運用にかけられる時間数×人員数
・社内の承認フローとそれにかかる時間数×人員数
・上記を人件費として算出
・現状で担当者に負荷がかかっている業務の洗い出し

自社のリソースを整理していくと、内製か外注かを二択で考えること自体が、現実的ではないと感じるケースも多いはずです。

企業SNSの内製化または外注を判断する際には、自社の状況に合わせ、どの部分を社内で担い、どの部分を外部の力で補うのかを考えることが重要になります。

・目標設定と達成に向けたロードマップ作成、企画
・数値の整理や改善に向けた客観的な分析、提案
・撮影やデザイン制作など工数がかかる業務
・投稿作成や運用オペレーションといった定型的な作業

外部の専門的視点や客観的視点を取り入れることは、SNS運用業務の外注する一番のメリットです。
また、撮影やデザインなどの一定の工数や専門性が求められる業務の委託も、運用全体の負担を軽減しやすい領域といえるでしょう。

外注を使うべき領域が見えてくると、次に気になるのが「どこまで外注するのが現実的なのか」という点ではないでしょうか。その判断を難しくしている要因のひとつが、外注費の考え方です。

企業SNS運用の外注を検討する際、「思ったより高い」「SNSにそこまでかけられない」と感じて、検討が止まってしまうケースは少なくありません。

しかし、その不安の背景には、外注する業務の中身が整理されていないことがあります。ここで、前章で整理した「自社リソース」と照らし合わせて考えてみてください。

例えば、トガルの支援実績では次のような事例があります。

CASE)A社様インスタグラム運用支援

・自社に運用ノウハウがなく、企画や分析・改善提案を依頼したい
・写真や動画は社内担当者が撮影し、投稿作成可能
・クリエイティブ制作ノウハウはない
・ストーリーズ投稿やコメント返信など日々の業務は内製化可能

トガルの支援内容)

・目標設定、達成に向けてのロードマップ・年間計画の作成
・運用設計と分析・改善提案の伴走サポート
・最新情報や専門ノウハウの共有・提供
・投稿フォーマットデザイン作成(担当者の投稿作成業務の負荷を軽減)
・半期に1度のキャンペーン投稿:投稿企画〜制作〜投稿代行までサポート

このように、自社の体制に合わせて役割を切り分けることで、外注コストを抑えながら、運用の質を高めることも可能です。外注費は「高い・安い」で判断するものではなく、どの業務に、どれだけの価値を期待するかで考えると良いでしょう。

ここまで、企業SNS運用において「内製で担うべきこと」と「外注が力を発揮する領域」を整理してきました。SNS運用の成果を左右するのは、これらを自社に合った形で、どう組み合わせるか。判断時にはぜひ、次の3つのポイントに沿って考えてみてください。

Point1:目標設定と達成のための運用設計ができているか

企業SNSの成功は、運用目的とKPI設定が適切であるかどうかによって決まる、といっても過言ではありません。まずは設計を見直し、設計が不十分であると感じある場合には、外部への相談を検討しましょう。

<関連記事>企業SNS運用で「成果が出ない」と感じるときに見直したい運用設計

Point2:外部の専門性を取り入れたい領域があるか

運用設計や分析・改善、撮影・デザインなど社内に十分な知見や経験がない領域については、外部の専門性を活用することで、運用の質や改善スピードを高めることができます。

Point3:企業の「らしさ」を社内で担保できているか

発信の方向性や判断の前提、企業としてのスタンスまで外部に委ねてしまうと、SNS運用は形骸化しやすくなります。外注を活用する場合でも、企業の「らしさ」や判断軸は社内に残しておくべきでしょう。

すべてを内製で抱え込もうとしても、リソース不足で継続できなくなる。一方で、すべてを外部に委ねてしまうと、判断が遅れたり、運用が形骸化したりするかもしれません。このどちらにも陥らないためには、自社で担える部分は内製し、苦手な部分やリソースが足りない部分を外部に任せるという「ハイブリッド型」の運用です。

ハイブリッド型で運用する利点は他にも。たとえば、トガルの支援プランでは、最新のアップデート情報やトレンド、専門ノウハウを情報提供および共有しています。このような運用方法では、外部の専門性を取り入れ、支援会社と伴走することにより、社内に運用の判断軸やノウハウが蓄積することができます。

外注は「代わりにやってもらう」ものではなく、自社の運用を前に進めるための補助線として使う。この考え方が、企業SNS運用を成功に導くカギです。

企業SNS運用|内製化と外注を判断する 5つのポイント
  • 企業SNSは「丸投げ」すべきではない
  • 内製で持つべき判断軸を理解しておく
  • 自社でどこまでリソースを割けるかを整理する
  • 自社の状況に合わせて外注すべき領域を見極める
  • 内製×外注「ハイブリッド型」運用が成功のカギ

SNS運用支援会社の役割は、運用の目的を明確化し、その目的達成に向けて運用を継続・改善していくための支援です。

トガルでは、

・運用支援のコンサルティングに特化した「コンサルティングプラン」
・企画〜投稿〜分析まで「まるごと運営おまかせプラン」
・投稿のクオリティアップをサポートする「クリエイティブサポートプラン」

など各種プランをご用意しております。
「どのプランが自社に適しているかわからない」「社内のリソースを整理するところから相談したい」といったお悩みにも伴走いたします。
お気軽にお問合わせください。

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目的整理・導線設計・改善まで一貫して伴走します。 「何から相談すべきか分からない」段階でもお気軽にご相談ください。

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たけ
トガル株式会社 コピーライター・編集
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話し手も聞き手も。一人ひとりの思いを大切に汲み取って、実直にクリエイティブに向き合っていきたい。

企画・構成・編集・執筆:たけ

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