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トガルと名古屋造形大学の産学連携「椿甘酒 地域愛・活性化プロジェクト(仮称)」が始動します。 10月15日、名古屋造形大学の学生さんたちに来社いただき、オリエンテーションと現地調査を実施しました。
今回のプロジェクトでは、名古屋駅西エリアの歴史的文化のひとつとして現代まで受け継がれてきた「甘酒」に着目。
かつてこの地を流れていた笈瀬(おいせ)川の清き水を用いて甘酒を作り、氏神様に奉納したところ、疫病の流行が治まったとの言い伝えが残されています。現在も椿神明社と牧野神明社の二社で、毎年「甘酒祭」が開催されており、当日、椿神明社へ取材に伺いました。
現在は暗渠(あんきょ:地下に埋め立てられた水路)となっている笈瀬川の名残ある曲がりくねった道を歩き、椿神明社へ。 取材には、名古屋駅太閤通口まちづくり協議会会長の河村さん、名古屋駅西銀座通商店街振興組合理事長の玉樹さん、地元の牧野消防団長の恒川さんにもご同行いただき、椿神明社の氏子総代さんよりお話を伺いました。
甘酒祭と秋の例祭の看板
甘酒受の説明
椿神明社で氏子総代さんからお話を伺いました
江戸時代、この辺りは伊勢神宮の神宮領だったことに由来し、「お伊勢(おいせ)」の名が付いた笈瀬川。椿神明社も伊勢神宮の外宮を見立て、創建されたといいます。 椿神明社の歴史や甘酒祭についてたっぷりとお話を伺ったあとは、参拝者に振る舞われる甘酒を全員でいただきました。
椿神明社と牧野神明社で受け継がれている「甘酒祭」ですが、コロナ禍に祭事を縮小したこと、少子高齢化や参拝者の減少などから、世代を超えた伝統継承が薄れつつあるといいます。
今回のプロジェクトでは、名古屋造形大学の学生さん、地元の皆さんと共に、名古屋駅西の新名物となるようなオリジナル甘酒の開発・販売、地域の子どもたちへの歴史伝承などを企画しています。
名古屋駅西エリアの歴史と伝統を再認識するきっかけを創出し、地域愛の醸成と活性化に向けて取り組んでまいります。
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