名古屋駅西側駅前広場デザイン計画が発表。2023年度以降工事開始予定。
名古屋駅西側駅前広場デザイン計画が発表されました。「東西方向や南北方向にまちとつながる動線乗換動線には屋根。2023年度以降工事開始予定。」とのことです。
名古屋市ホームページより抜粋して紹介させていただきます。
※タイトルなどが2023年度工事開始予定。となっていましたが、以降が抜けていたため、2023年度以降工事開始予定。と変更させていただきました(2024年1月24日更新)
2023年12月 「名古屋駅西側駅前広場 整備計画(案)」の詳細案が発表されました>
計画の目的
名古屋駅駅前広場の再整備は、リニア中央新幹線の開業の機会を捉え、スーパーターミナル駅にふさわしい高い機能性の発揮と、世界の目的地となる名古屋の新しい顔づくりを基本コンセプトに整備を進めています。
西側駅前広場の再整備については、交通機能の高度化と将来を見据す。
しかし、重層的な整備には、相当な期間を要することが想定されることから、まずは、リニア中央新幹線開業時を目指して、早期にリニア効果が発現できるよう、平面レベルの限られた空間の中で交通結節機能の確保と空間形成を行うこととしました。
本デザイン計画は、平面レベルの整備が、リニア中央新幹線の玄関口にふさわしいデザインに配慮した駅前広場整備となるよう考え方を取りまとめたものです。
現在の名古屋駅西側駅前広場
デザインコンセプト・目指す空間の考え方
関係性を紡ぐリニアフロンティア
~ 自然を感じ 近未来を想像し 多彩な活動に触れるクラウド広場 ~
人、物、事、場が多様な関係性をもち、そこから生まれてくる状況こそが顔となるような広場とする。
●趣があり国際色豊かで多様性のある名古屋駅西側エリアの現在やその歴史を尊重しつつ、リニア中央新幹線開業による新時代の到来を象徴するような、過去と未来をつなげる場とする。
●自然と人工が織りなす豊かな環境をもつ場とする。
●機能的な流動域と多様で豊かな滞留域を併せもつ場とする。
●近隣エリアのハブ(中核)となり、駅とまち、来訪者と住民をつなげる。
完成イメージ
隣接するまちとの連携
駅前広場のにぎわいを周辺に広げるため、名古屋駅西側エリアの回遊性を高めて、面的に広がりのあるまちづくりを進めていく必要があります。駅前広場が再整備され回遊の起点となるよう、西側エリアのまちとつながる結節軸を強化していきます。結節軸においては、駅前広場整備や民間再開発の動きとあわせて、先導的に、歩道のリニューアル等に取り組んでいきます。
西側エリアの目指す姿
重層的な拠点形成
リニア開業後できる限り早期に、駅前広場の地下や上空なども活用し、高速・観光バス乗降場を含めた交通結節機能の立体的な配置や、総合案内機能を導入するなど、民間事業者と連携して、スーパーターミナル駅にふさわしい魅力的な拠点の形成を目指します。
出典:名古屋市 名古屋駅西側駅前広場デザイン計画について2022年12月12日